09 - 24 - 2008

「間接刷り」で繊細さ表現

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gyotaku.jpg 魚拓について説明するディウィースさん(写真上)と展示作品の一つ

SF総領事館で魚拓展

 魚拓を伝統的かつ自己流にアレンジした手法で制作している、魚拓アーティストのクリス・ディウィースさんの作品展が10月16日(木)まで、在サンフランシスコ日本国総領事館広報文化センター(50 Fremont St.)で開かれている。4日にはディウィースさんを招いたオープニング・レセプションが開かれ、印刷方法の説明や魚拓の成り立ち、その歴史に触れた。
 加州大ハンボルト校で魚類生物学を学んでいたディウィースさんは1968年、日本人魚拓アーティストによる実演を初めて見学、魚拓に出会った。幼少のころから魚が好きだったディウィースさんは、すぐに興味を持ち、友人とともに我流で魚拓に挑戦した。「直接魚に触れ、プリントできる。魚拓は勉強よりずっと楽しかった」と笑顔で振り返り、「そうやって徐々に自分たちの刷り方を見つけていった」と話した。
 ディウィースさんはその後、東京大教授の桧山義夫氏著の魚拓専門書の英訳「Gyotaku Fish print」に出会い、そこから多くの知識や技術を学んだとも語った。
 35年間、海洋魚類専門家として水産管理を研究、地域に貢献するかたわら、版画刷りのような繊細な描写が表現できる「間接刷り」の手法を生み出し、レセプションでは直接刷りと間接刷りの違いに触れ、「表面が粗い魚には直接刷りの手法を用いる」と、魚の種類により重みの掛け方、手法も異なってくると解説した。
 同展は入場無料。広報文化センターの開館時間は月〜金曜日午前9時〜午後5時(正午から午後1時までは閉館)。詳細はSF日本国総領事館☎(415)356—2466、Eメールculture@cgjsf.orgまたは、ウェブサイトwww.sf.us.emb-japan.go.jpまで。(ジェームス・ウッダード)

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