06 - 26 - 2008

ブラジル日本移民100周年記念式典

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 ブラジル日本移民100周年記念式典は21日、サンパウロ州サンパウロ市のサンボードロモ会場で開会、約3万人が出席し、日系移民とその子孫の発展と功績を称えた。
 会場では、1300人によるラジオ体操、沖縄太鼓、南中ソーラン、1000人太鼓や3000人のコーラスなどが披露され、出席した皇太子さまは笑顔で出し物を楽しまれた。
 神戸市の旧移住センターで採火された「友情の灯火」が会場に到着し、日系人だけでなく白人、黒人など各人種を象徴するランナーがリレー。サッカーブラジル代表のカフー選手、個人最多メダル保持者の卓球のウーゴ・オヤマ選手、柔道の金メダリスト、アウレリオ・ミゲル現サンパウロ市議らの手から最後に日系移民一世の大西三郎さん、貴子さん夫妻と、孫で六世の大西エンゾ優太くん(3つ)の3人が点火台に点火した。
 あいさつに立った皇太子さまは、ブラジルには150万人の日系人、日本には30万人のブラジル人が住んでいることに触れ、「100年前には想像もできない緊密な関係になってきている。両国の関係がさらに広く、深くなり、ともに未来を見つめるものに」と期待を寄せ、最後に「ムイント・オブリガード(ありがとう)」とポルトガル語でしめくくった。
 ブラジル日本移民100周年記念協会の上原幸啓理事長は、「連邦政府、州、市すべての協力があったからここまでできた。新しい歴史が始まった」とあいさつ。サンパウロ市のジルベルト・カサビ市長は「今日のサンパウロ市は日本人の努力なしにはありえなかった」と話し「市を代表して日本人と日系人に心からの敬意を表明する」と最大の賛辞を送り祝賀を盛り上げた。
 客席最前列に設けられた高齢者席にいた室井洋さん(78)は、アマゾンのトメ・アスー移住地から式典のために来訪。「こんな立派な式典を見れて本望だ。娘が航空券を買ってくれたので見にこれた。本当によかった」と興奮冷めやらぬ様子で語った。
(記事、写真提供=ニッケイ新聞社)

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