来年2月 地上デジタル放送へ/アナログTVは要変換機
Posted in 来年2月17日、米国では地上アナログテレビ放送が終了し、地上デジタル放送に切り替わる。従来のアナログテレビではデジタル放送を受信できなくなるため、デジタルテレビ(DTV)への移行が必要になる。
デジタル化の目的は、高画質、高音質で臨場感のあるハイビジョン映像を提供し、同時に多数のチャンネルを視聴できるなど選択の幅を広げること。また周波数の過密化によって起こる混信を防ぎ、事故や犯罪など緊急時の通信をスムーズにするほか、空いた周波数を情報通信技術の発展に利用するなど、電波の有効活用を実現するのも狙いだ。
デジタル放送移行への対処は、現在のテレビ視聴状況が、アナログテレビの場合、すでにDTVやハイビジョンテレビ(HDTV)を持っている場合、ケーブルテレビに加入している場合—の3つで異なる。それぞれの対処法と注意点は次の通り。
アナログテレビの場合
新たにDTVを買う必要はないが、デジタル変換機(Digital to Analog Converter Box)が必要。変換機は40ドルから70ドルで販売されており、米政府は来年3月31日まで40ドルの割り引きクーポンを支給している(一世帯あたり2枚まで)。クーポンの詳細は米電気通信情報局(NTIA)☎(888)DTV—2009、ウェブサイトwww.dtv2009.govまで。
DTVまたはHDTVを持っている場合
従来通り無料放送を楽しめる。昨年5月25日以降に販売されたテレビには、デジタルチューナーの有無がラベル表示されていたり、説明書に記載されているので、確認したい。ただし、「デジタルモニター」「HDTVレディー」などと表示されている場合は、デジタルチューナーは含まれていないので、別売のセットトップボックス(Digital Tuner Set Top Box)が必要になる。またUHF(14チャンネル以降)が受信しにくいアンテナの場合は、UHFセクションを付け加えるか、新しいアンテナを購入する。
ケーブルテレビに加入している場合
接続業者はDTVへの移行をすでに準備している。もしくは、接続業者からセットトップボックスを購入、または加入のサービス次第で貸借できるので詳細をたずねる。
アナログテレビ対応のVCRやDVD、ビデオゲームなどはDTVでも接続できるが、画質や音質を高めたい場合は専用の接続器が必要となる。
デジタル放送についての問い合わせは連邦通信委員会(FCC)消費者センター☎(888)225—5322、Eメールdtvinfo@fcc.gov。詳細はウェブサイトwww.dtv2009.govでも閲覧できる。
