08 - 16 - 2008

パワー爆発の2時間 GLAYが米初ライブ

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glay_0217.jpg 興奮のステージを見せたGLAY(Photo Courtesy of Ai Iwane)

 日本の大人気バンド「GLAY」が、結成20年を記念して初の米国ツアーを敢行、サンフランシスコのライブハウス「フィルモア」で12日にライブを開き、2時間にわたるパフォーマンスで、パワーを途切れさせることなく、19曲を歌い上げた。
 紫色のライトの中浮かび上がったのは、ピッタリとした黒の衣装にそれぞれ身を包んだGLAY。開演前から長蛇の列を作った日本人とアジア系のティーンエージャーを中心とした1000人を超える観客が割れるような歓声を上げた。
 ツアータイトルにもなっている新曲「Verb」のイントロのギター音色が、期待で張りつめた空気を突き刺し、ライブが幕を開けた。ボーカルのTERUは、最初からエネルギッシュな曲調に乗ってパワーを爆発させ、フロアの興奮と融合した。
 「グロリアス」 「However」などのヒット曲に、ハイテンションな「ピーク果てしなくソウル限りなく」「Shutter Speedのテーマ」などを織り交ぜた15曲をノンストップでぶっ飛ばし、さらにスピード感のある「Rock'n'Roll Swindle」などでアンコールに応え、デビッド・ボウィのヒット曲「Suffragette City」も披露、最後は「AcidHead」でパワー全開のまま幕を閉じた。
 休憩なしの2時間、TERUは、豊かな声量で歌い上げ、ギターのTAKUROとHISASHI、ベースのJIROも、力いっぱいの演奏をみせた。観客は、日本のコンサート会場さながら、ステージに向かって拳を振り上げる仕草でビートに乗って楽しんだ。フロアの興奮は、ステージにそのまま伝わり、日本語と英語で「サンフランシスコ、アイラブユー」「今日は一緒に楽しみましょう」と叫びながら、ステージを駆け回って歌うTERU。アンコールでは、観客をバックにメンバー全員で記念撮影をし、米上陸を果たした喜びがうかがえた。
 終了後は、グッズ売り場にも観客が詰め掛け、満足げな表情が見て取れた。
 ビジュアル系特有のナルシストな雰囲気は健在だが、メロディアスなヒット曲だけでなく、エネルギーあふれるパフォーマンスと、ハードロック系の音楽でロック魂も見せたGLAY。日本のポップカルチャーの米進出が目立つ中、日本音楽界の大スターの力を見せつけた。 
(森廣陽子)

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