10 - 2 - 2008

生まれ変わったアカデミー科学館

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DSC_7813.jpg 水槽の中を歩けるトンネルも人気(写真=ジェームス・ウッダード)

地球にやさしい設計も

 サンフランシスコのゴールデンゲートパーク内にあるカリフォルニア・アカデミー科学館が9月27日、新装オープンした。この日は開館を記念して一般に無料公開され、地元メディアによると約1万7000人が入館したという。同館の設計デザインを手掛けた建築家のレンゾ・ピアノ氏や、ギャビン・ニューサムSF市長もオープニングセレモニーに駆け付け、新しい科学館の完成を祝った。
 4億8800万ドルの費用を投じ生まれ変わった同館は、屋根を植物で覆うことで館内の温度調節を最小限に抑えたり、全館にわたって自然光をふんだんに取り入れるなど、環境面での工夫が目立つ。来館者が自由にリサーチできる「ナチュラリスト・センター」や、生態系の変化や生活習慣が引き起こす加州の気候変動について詳しく説明する「カリフォルニア・アンド・クライメイト」など、科学や環境問題について気軽に学べる施設もそろっている。
 以前は種類別に展示されていた生物も、生態系を考慮した、より自然に近い環境で見ることができるのが魅力。マダガスカル・ガラパゴス諸島の熱帯系動植物を集めた熱帯林や、フィリピンの深海珊瑚礁を再現し、小ザメやアワビ、ウニなど、カリフォルニア近海に生息する海洋生物「カリフォルニアコースト水族館」も含め、多岐にわたる展示が楽しめる。
 180度展望できるスクリーンを起用したプラネタリウムでは、米航空宇宙局(NASA)からのリアルタイムの映像を上映。水族館などの裏側が見学できるディープ・ダイブ・ツアーや、同館の秘蔵コレクションが見れるプラチナツアーなど別途料金のプログラムもある。
 開館時間は月曜から土曜日午前9時半〜午後5時、日曜日は午前11時〜午後5時。サンクスギビングデーとクリスマスを除き、毎日開館している。
 入場料は一般24ドル95セント、65歳以上と12〜17歳は19ドル95セント、7〜11歳が14ドル95セント、6歳以下は無料。公共交通機関や自転車を利用して来館すると3ドル引きになる。毎月第3水曜日は入場無料で、来年5、6月にはジップコード別にSF市民を無料で迎えるキャンペーンも開催する。
 チケットの購入、詳細問い合わせは☎(415)379—8000、またはウェブサイトwww.calacademy.orgまで。

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